○栗生神社の創建は雲慶2年(707年)創建と伝えられる。この大スギは拝殿東側に位置し、大同2年(807年)にご神木とて植えられたと伝えられている。これからすると樹齢は約1200年となるが伝承の域を出ない。
しかし、樹高、幹周ともに県内最大級であり、樹齢についても相当の年数があると推定される。
○栗生神社本殿(1790年建立)は、群馬県指定重要文化財に指定されており、長きにわたり地域で厚く信仰されてたことが推察される。
○栗生神社は集落から離れたところにあり、山間の狭い作業道を約500m行ったところにあり神社の直下には駐車スーペースもあるが、山道に不慣れな人にはお勧めできない。最後の集落から参道を歩いて参拝することで、大スギの威により大きな感動を得ることができる。
桐生市街から国道122号線を日光方面に向い、「水沼」の信号を左折する。県道257号を4.3kmほど進み、消防分団詰め所を左折する。約1.5km先のカーブ中を右折し400m先が最後の集落となる。