貫前神社は、武神・経津主命と、機織りの神・姫大神を祀り、平安時代には上野国一宮として、群馬県内では最も高い位にあった神社である。現在の社殿は、寛永年間(1624~1644)に三代将軍家光が再建し、その後綱吉が元禄年間(1688~1704)に大修理をしたあと、13年ごとの式年に修理・改築を行って現在に至っている。
幹は大きくよじれあがり、その豪快な樹姿に感動を覚えるほどである。幹の中心部はほとんど腐っていて、かつては人が入れるはどの大きな穴が開いていたが、治療により今はふさがれている。この治療時に株元の土壌改良が行われ、樹勢は以前にも増して旺盛になっている。
大スギ 境内には、市指定名木の「大スギ」があるが、残念ながら30年ほど前に枯れてしまった。樹高40m 幹周4.5mあった。俵藤太(藤原秀郷)が寄進したという伝説がある。
本州西南部に多い果実が丸いものはツブラジイ又はコジイ。スダジイは関東地方に多く果実は細長い。
果実は花の翌年の秋に成熟する。堅果は生でも食べられる。樹皮に縦の割れ目がはいるが、良く似ているツブラジイは深い割れ目が出来ない
高崎方面より国道254号線を西進、富岡バイパス一ノ宮北信号を右折、150m先、左の大鳥居をくぐり抜けると山門前に着く。スダジイは山門左側にある。