嵩山のふもと、親都神社の境内にある。「原町のケヤキ」につぐ県下第2位の巨木である。
かつては樹高50mあったとなっているが、現在はかなり傷んで、樹冠も小さい。
幹の中央に乳形をしたふくらみがあり、乳が出ないとき乳形を納めると乳が出るようになるという俗信がある。
境内木も町指定天然記念物
同じ境内に、樹齢450年 樹高42.0m 幹周4.20mの大スギがある。
親都神社は、嵩山の神「和利大明神」を祀る神社で、山上の奥社のほか里宮として吾妻神社がある。古くから吾妻地方の有力な神として知られている。
国道353号線を中之条町から四万温泉方向に向かう市街地の「中之条町」交差点を右折し、嵩山を目指して進むと「ふるさと公園たけやま」に出る。この向かい側の神社境内にある。