八木亮治氏宅の前庭にあるこの樹は、八木氏祖先の源左衛門が、前橋藩主酒井雅楽頭の秘蔵の鉢植えを拝領し、現在地に移植したものであり、樹勢が盛んで横へ伸び広がるため家屋を3度引き込ませたという。 樹種はクロマツとなっているが、葉の大きさや密度から赤マツ系が混じったアイグロマツと考えられる。 葉は2葉。 花は5月ころ咲き、球果は翌年秋に熟す(2年かかって成熟する)
アカマツとクロマツの見分け方 新芽の色が、アカマツは赤、クロマツは白、葉は、クロマツがアカマツに比べて太く大きい。 樹肌は、アカマツは上方がすべすべして赤い。クロマツは上方まで黒っぽい。
関越道高崎インターを降りて、高崎駒形線を東進、昭和大橋手前信号を左折、50メートルほど先、八木家の屋敷内にある。