野栗神社
御祭神 大己貴命
社伝によれば養老元年(717年)の創立と伝う。その後火災に罹り消失し、現在の社殿は文化3年(1806年)に建立せりと云う。(富岡甘楽平成神社明細誌より)
野栗御前とは、「尾幡姫」のこと。尾幡姫は、海津姫とも。
上野国甘楽郡尾幡庄の地頭である尾幡権守宗岡の娘。訳あって大蛇と化した群馬八郎満胤の生贄になる予定だったが、都から下向してきた宮内判官宗光と知り合い、結婚する。夫婦二人で協力して、満胤を改心させた。
野栗神社はその野栗御前を祀った神社と言われる。
桜並木の甘楽町小幡の信号から県道46号線を山に向かい、約8km、左手に桜が見えその並木の奥に野栗神社がある。境内に車を進めると、左にケヤキがある。