この神杉の由緒については特別資料もなくて、その詳細を知ることはできないが、王城山縁記によれば、王城山は大昔日本武尊が御東征の時御駐屯なさった旧跡で、人々は長く尊をしのび山上に祠を建ててこれを祀り又里宮(王城山神社)を建て奉ったという。
又、同記に天正十三年の年号が記されており、ご神木としての神杉も何らかの関係があるものと考えられ、その年輪がうかがわれる。(現地看板より天正13年は1585年)
王城山と書いて正式には「みこしろやま」と読みますが、通常は「おうじょうさん」と音読してます。(現地解説版より)
看板は平成元年のもので樹齢は30年足して430年
樹高も胸高幹周も大きくなっていた。
道の駅八ッ場ふるさと館から草津方面に向かい「八ッ場天明泥流ミュージアム」の交差点を右折、道なりに700m進むと林住民センターが左側にあり、そのすぐ前に神杉がある。