林昌寺は文安年間(1444-1449)に天台宗の僧である長馨(ちょうどん)法印によって創建され、戦国時代に真田幸隆の弟、矢沢薩摩守頼綱によって再建された由緒ある寺。 元首相小渕恵三氏のお墓もある。 境内の観音堂と鐘楼の間にあるシダレザクラは年々見事な花を咲かせ、名所になっている。 シダレザクラは墓地に植えられていることが多い。
エドヒガンザクラは本州、四国、九州、および朝鮮半島の冷温帯から暖温帯に分布する種。春の彼岸ごろに咲くので「彼岸桜」とも呼ばれる。開葉の前に散形花序になってやや小さい花を開き、萼筒の下部が壺型となる。
国道145号線の中之条町市街地を草津方面に進むと「伊勢町上」の三叉路に出る。この三叉路交差点を右に入る狭い道を入ったところに林昌寺がある。