○ケヤキは、古来、社寺・人家等各所に植えられてきた。この樹は、琴平神社の東にあり、地元では「市場の大エノキ」と呼んで永く親しんできている。
ケヤキをエノキと呼ぶ風習は各地にあると言われる。
○主幹の根元に大きな空洞があり、衰退は著しいが、地元保存会が保全に努力している。風雪に耐えた姿は感動する。
○欅:別名槻木 ツキノキ
樹勢が秀でていることや木目が美しいことから「けやけき木」(けやけきは、普通と著しく異なったという意味であるが、尊いとか秀でたという意味にも使われる言葉)からケヤキとなったと言われる。ツキノキはケヤキの古語。
※ひとこと
ケヤキの新芽は、春}斉に開かず、木によっても、また枝によっても違い、ところどころムラになって開いてくる特徴がある。
春の芽吹きの時期に注意して観察してみてください。
宮城、福島、埼玉の県木となっている。武蔵野を代表する樹木の一つである。
国道50号線を東進し、桐生バイパス「只上西」交差点を左折して足利伊勢崎線を渡良瀬川に沿って東進すると市場町に至る。市場二区を右折して琴平神社の東にある。