お知らせ
冊子「群馬の巨樹古木めぐり」を作成しました。
2021.06.11
県内各地には、悠久の時によって育まれた巨樹・古木が数多く存在します。
これらの木々は、昔より地域の人々の生活の営みを長い間見守ってきた歴史の証人で あり、信仰の対象あるいは地域のシンボルとして、人々の精神的な支えにもなっています。
私たちはこれら緑の財産とも言うべき巨樹・古木を守り、育て、後の世代に伝えていかなければなりません。このことが自然を思いやる心、緑を大切にする気持ちにつながるものと考えます。
このため、 平成17年に当委員会の主催する「巨樹・古木めぐりツアー」の見学箇所を中心に、日本樹木医会群馬県支部のご協力により調査を実施し、各コースのパンフレトと共にその合本版の冊子「群馬の巨樹・古木めぐり」を作成しました。
しかしながら、発行から約20年を経過したため、令和元年度に、また日本樹木医会群馬県支部にご協力を得て、掲載箇所の現状確認を行い、その結果にをもとに各コースのパンフレットの修正版を作成しました。
更に令和2年度は、群馬県文化財保護審議会委員金澤好一樹木医に県指定天然記念物を中心に県内各地の巨樹・古木状況調査を実施していただきました。
このほど、先のパンフレット掲載箇所とあわせこの調査結果48カ所を加えた改訂版冊子「群馬の巨樹・古木めぐり」が完成いたしました。
各市町村や関係団体などに配布するほか、今回は緑の募金にご協力頂ける皆様にお配りすることといたしました。
群馬県の巨樹古木のサイトに、「冊子の申込みフォーム」を作成しましたので必要事項を記入の上お申し込みください。